ウォークインクローゼットのメリットとデメリット

こんにちは。

空間デザイナー/インテリアコーディネーターの稲山聖子です。

 

ランドセルに入り込んだ猫をそのまま学校へ連れて行こうとしているアホな息子どもです><

さて、今回は人間もランドセル・・じゃなくてクローゼット内に入れちゃうというウオークインクローゼットのお話です。

皆さんのお家には、どんなタイプの収納棚がありますか?

クローゼットですか?
押入れですか?
置き箪笥ですか?
ハンガーラックですか?
ウォークインクローゼットですか?

みんなそれぞれ一長一短はありますが、今回はウォークインクローゼットに焦点を当ててお話したいと思います。

【ウォークインクローゼットのメリット】

①大きな荷物がしまえる。
②さっと一見できて、どんな服やカバンがあるのか把握しやすい(が、ホコリが付かないようにカバーするとなると、実際には一見して把握できないのが現状)。
③カラーボックス、ワゴン、引き出しなどの収納をしまう物に合わせて設置できる。
④来客があった時に、ともかく家の雑多な荷物をぶち込んで隠ぺいできる。

メリットについては、こんな具合でしょうか?
ちなみに私は、ともかくぶち込んで隠ぺいできる!がウォークインクローゼットの一番の魅力ではないかと思っています。

 

【ウォークインクローゼットのデメリット】

①スペースが必要。
②服やカバンがホコリまみれになる(カバーを掛ける必要がある)。
③奥に突っ込んだ物が分からなくなる。
④奥の物が取り出しにくい。
⑤L字型やコの字型だと、使いにくいスペースができる。
⑥照明設備が必要。
⑦除湿設備(要はコンセント)が必要。
⑧子供達が怖がって近寄らない←ウチの子だけ?(苦笑)

 

デメリットについては、こんな具合でしょうか?

 

(他にメリット・デメリット思いつく方は、どうぞコメントにて教えてくださいませ。)

 

で、私の自宅には、ウォークインクローゼットがありません。
あえて造り付けのクローゼットにしました。

 

ウォークインクローゼットのデメリットを考えたら、
普通にクローゼットの方が良いという結論に達しました。

 

今のクローゼットは昔のタイプと違って、ハンガーパイプと枕棚しかありません。
なので、引き出し収納はしまう物に合わせて選定できます。

扉と床の溝もほとんどなくフラットなタイプが多いので、キャスター付きの荷物も簡単に引き出せます。
そして、扉があるのでホコリが入りにくく全部の洋服にカバーが必要ではありません(長らく着ない物にはやはりカバーが必要ですが・・・)

 

そして!
そして!!

ウォークインクローゼットのデメリットとして皆さん意外と気づかないのが、
ウォークインクローゼット内に除湿器の設置が必要だということです!!
(沖縄や高温多湿な地域限定かもしれませんが・・・)

 

梅雨時期、いや・・沖縄なら一年を通して除湿しないと見事にカビます!!
皮製品はテッパンでカビます!!

 

ネクタイまでもカビます!!

 

わお
ペニシリンが沢山作れるね^^

 

湿度の高い日には部屋全体を除湿していたり、冷房が効いているので、部屋にあるクローゼットなら、その恩恵に預かれて激しくカビカビになることはありません!
(ルーバー扉のクローゼットがお勧めです!そうしないと、いつでもクローゼットの扉開けてないといけませんから・・・詳しい記事はコチラ→『カビ対策お勧めの収納扉とは』

 

実際、私の実家には5畳ほどのウォークインクローゼットがありますが、湿度の高い時期には、ウォークインクローゼットに設置した除湿器をフル可動させてます。
一部屋分の電気代追加ですよー><

 

でも、実家のウォークインクローゼットを設置する時に、そういう事も想定して、クローゼット内にコンセントを設置しました。もし、コンセントを設置していなかったら、隣接する部屋から延長コードを引っ張ってきて、除湿器を可動させたかもしれませんね。
ぜんぜんお洒落じゃないし、延長コードに引っかかったりと安全上も問題がありますよね。

 

これから、リフォームや新築でウォークインクローゼットを検討されている方、
どうぞ、上記のデメリットも検討されてみて下さいね。

 

 

 

 

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