自然と上手に共存していく

こんにちは。

インテリアコーディネーターの稲山聖子です。

昨日は台風直撃で自宅に缶詰め。
朝ごはんの時から酒を飲み、ちょっとお昼寝。
お昼ごはんに酒を飲み、ちょっと映画。
夕方におやつと称したおつまみとお酒と、ちょっと遅めのお昼寝・・・
夕飯時にお酒と・・・・

いい加減にせー!!!!!!

と怒られても仕方がないくらい、
体中にカビが生えそうな怠惰な一日を送っていました。

大丈夫。生えなかったぜ~。
なぜなら、体中アルコール消毒したからさっ👍

私がせっせとアルコール消毒しながら、思っていた事。

実は、沖縄の人は台風が来るのを、
ちょっと楽しみにしていたりする!という事。

農業、林業、漁業されている方、危険が及びそうな地域の方、
不謹慎な発言ですみません。
ただ、実際、夏のイベントとして来ないと寂しいな~
という声を外でもあちこちで聞いたので、
『あ!私だけではないんだな!』と確信したんですよね。

なので、そのことをお話したいと思います。

私の自宅は6年目くらいの新築ですし、振興住宅街ということもあり、
大型の台風が来ても、停電、断水はありません。とりあえず、今までは。

でも、小さい時に住んでいた市営団地は、
台風のたびに停電・断水は当たり前でした。

なので、台風情報が入ってくると、ろうそくや懐中電灯の準備、
湯船に生活用水を貯め、あるだけの鍋に飲料水を汲み置き、
近所のビデオレンタルショップ
(↑知らない人の為に解説!
今でいうTSUTAYA的な所でビデオというDVD的なものを貸し出してくれるお店)
家族皆で観られるビデオを4~5本借り、
お菓子などを買いだめし、植木鉢玄関に入れて、
一歩も外に出ることがないような準備を万端にしてから、

台風来たれ!!という具合でした。

実際、台風が来ると、停電になる前にビデオを楽しみ、
停電するとロウソクの明かりでトランプをして楽しんだりしました。

停電で冷蔵庫の中の物が台無しになったり、
クーラー、扇風機が使えなくなるので、
湿度98%越えの室内で大変でしたが、
それでも非日常感でワクワクドキドキしながら
家族と楽しい時間を過ごすことができました。

台風が去った後も、近所の人達と折れた枝の除去作業や
階段の洗い流しなどを協力して行って、それも楽しい労働でした。

もちろん、大きな被害に合っていないから、台風来たれ!!などと
言えるんだよ!と言われればそれまでですが、
毎年台風に見舞われる沖縄の人の台風との付き合い方は
他県の皆様も参考にされてみてはどうかなと思います。

 

暴風域に入ったら、外に出ないのは当たり前なんです!

外に出るのは自殺行為です!!

会社でも学校でも、暴風警報が出たらお休みなので、いちいち
「お休みですか~?」とか「お休みしますね」などの連絡はしない事も多いです。
あと、沖縄県の常識としては、路線バスが運休になったら、
基本的に公共施設もお休みと事前に決められています。

午後から暴風域に入りそうという時も、
学校や公共施設は早々に午後からお休み!で、皆さん帰宅します。

 

県外の台風に対する意識を見ていても、怖いな~と思っています。

 

暴風の中会社に向かったり、電車で立ち往生したり・・・
出勤を「各自の判断に任せていますから」と話している会社のお偉いさんがいましたが、
自主判断でお休みします!と言える社員がどれほどいるでしょうね。
(私は躊躇なく言いますけど・・・だって、台風の怖さが分かるから!)

きちんと、行政や会社や交通機関がお休みになる指標を掲げ、
社会全体の共通認識にしないといけませんよね。
個々人の判断に任せる無責任なやり方は
避けなければいけないと私は思います。

 

沖縄を直撃する台風は、その後日本列島を横断していく台風よりも
かなり勢力が強い状態です。
それでも、人的被害は他県よりも沖縄県の方が少ないと思います。

沖縄の人は、台風との付き合い方を心得ているから、台風の前後も含めて
楽しんでいると思います。

もちろん、建築物の強度、河川や地盤の状態など、
個人レベルで回避できない災害はありますが、その点は、
行政やその地域で平常時から対策を立てていく事が必要ですね。

 

日本は四季がある素敵な国です。
気候の変動がある分、自然災害も多発するかと思います。
ありふれた言い方ですが・・・やれるだけの事はやって、
後は上手に自然と付き合っていきましょうよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

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