こんにちは。
フリーランスのインテリアコーディネーター稲山聖子です。
お家にいる時間も増えてきて、
よく『お家を居心地よく整えよう!』とか、
『お部屋を素敵にしよう!』
という言葉を耳にするけど、
具体的にどうすればいいのか分からない。
自分であれこれいじって失敗するのは嫌だ。
部屋の雰囲気は変えたいけどお金はかけられない。
という方に、
簡単に!
そんなにお金もかけず!
ガラっと雰囲気が変わり!
失敗してもやり直しができて!
何度でも気軽に変えられる!
そんな簡単な方法を教えます!!
その前に、
間取りを変えたり、壁紙や床を張り替えたり、
カーテンやソファを変えれば、
部屋の雰囲気はガラリと変わりますよね。
これらは部屋に占める面積が大きいので、
どれか一つを変えるだけでも雰囲気を変えることができます。
カーテンは生地選びからデザインまで自由度が高いので、
インテリアコーディネーターの腕の見せ所でもあり、
そこに重きを置いているコーディネーターも多いですし、
私も是非携わらせて頂きたい分野だと思っています。
でも!
でも!!
カーテンって、生地を選んで、デザインして、縫製して、取り付けして・・・
となると、窓の大きさや生地の価格にもよりますが、
かなり高額になってしまいます。
一度取り付けると、なかなか気軽に変更することができません。
大体、10年、20年同じものがついています。
壁紙や床もしかり。
新築や大々的なリフォーム中ならともかく、
生活しながら張り替えるのはとても大変ですし、
気軽にはできません。
でも、そんな大掛かりな事をしなくても、
部屋の雰囲気を変えることが気軽に出来るんです!!
それが、ファブリック(布・生地)です。
大きな生地屋さんなら、普段見かけないような
ちょっと変わった生地と出会えることもあります。
これをテーブルクロスにしてみる。
センタークロスにしてみる。
タペストリーにしてみる。
カーテンの一部に飾りのように掛けてみる。
ソファカバーにしてみる。
クッションにしてみる。
ミシンが使えるなら(直線縫いができれば問題ないです^^)
簡単に作ることができますし、
ミシンが無い方や裁縫に自信がない方でも、
最近は、『裁縫上手』(←たしかこんな名前・・)
なる裁縫用接着剤が販売されているので、
ひっつけるだけで布端の処理は簡単にできると思います。
好きな生地を買ってきて、
ミシンや接着剤で端を処理して、
好きな場所に掛けるだけで、
簡単に部屋の雰囲気を変えられます。
もし失敗しても、簡単に変更できるし、
飽きた頃や季節ごとに変えて、楽しみも倍です。
あと、
生地を買わなくても、自宅に眠っている物でも活用できますよ。
例えば、
タンスの肥やしになっている着物なんか干してみてはどうですか?
洋服用のハンガーではなく、
着物用の長い竿に干せば
(無ければ、園芸用の長い支柱でも代用できます)
柄が奇麗に広げられて、
タペストリーのように飾れますし、
着物を干してお手入れできるし、
一石二鳥です。
飾れるような大きな壁が無い時には、
帯が干せるくらいの長さのポールに
帯を飾って(干して)みるのもいいですよ。
私は、帯を変わり結びにして壁に飾って見たりもしました。
このベッドルームの右側に掛けられたのは、
使わなくなった古い帯です
拡大すると
こんな感じ
帯の両サイドにカーテンのタッセルを帯締めのようにあしらって飾っています。
このベッドルームは洋の雰囲気ですが、
そこにあえて和を加えてみるのも素敵だと思いませんか?
インターネットやInstagramの着物を検索すれば、
帯の飾り結び(薔薇とか蝶とか)の結び方が出てくるので、
輪ゴムや紐、安全ピンなどを使って
(着用しないのでなんでもござれ!)
簡単にできます。
あと、使用しない帯は
センタークロスにリメイクするのもお勧めです。
どうですか?
すぐにでも出来そうですよね~^^
どうぞ、皆さん試してみて下さいね
長く使うカーテンは、やっぱりプロに相談したい!!
とお考えなら、どうぞお気軽にご相談下さい。
メールでのご相談もお受けしますのでお気軽にどうぞ^^。
メールならdesign.sp41@gmail.com
では、また来週金曜日にお会いしましょう