こんにちは。
インテリアコーディネーターの稲山聖子です。
『実は、私、話し相手の肩越しに後光が見えるんです!!Part1』
を書いて、続きはまた明日~なんていっておいて、
放置プレイ・・・
「お前の明日は、どんだけ遠いんじゃい!」って感じですね~
ようやく遠かった明日もやってきたので、
今日はその続きです。
そう!
私には、皆さんに見えない光の輪が見えるんですよ!!
ちょうど、雨降りに対抗車のライトやネオンの灯りが滲んで、
何重にも見えるような光が日常的に見えるんです。
宇宙人👽にさらわれて、
人造人間にされてしまったんです~^^
なぁ~んていうと
どこかの雑誌から取材とかきそうですよね。
ま、真相はというと、
そんな夢のある話ではなくて、
ICLという目の中にコンタクトレンズを埋め込む手術を
約1年前に受けたんです。
レーシックは角膜を削って視力を矯正するものですが、
それとは異なる視力矯正法です。
レーシックを受けている人は周りにいたのですが、
角膜を削るという施術法は、
削ったものは戻せない!というのが怖くて、
コンタクトが不便でもレーシックを
受けようという気は起りませんでした。
それまでは、使い捨てのソフトコンタクトレンズと
眼鏡を併用していて、不便はあっても、
リスクを冒してまで視力を矯正しようとは思いませんでした。
それが、42歳を過ぎた辺りからドライアイが酷くなり、
全くコンタクトができなくなり、眼鏡しかできなくなりました。
また、ドライアイのせいで急激な視力低下を招き、
眼鏡も度数が上がったため、レンズも分厚くなり、
掛けているのが重くてイヤでした。
何よりも、眼鏡一択では服のチョイスも限られてくるし、
着物を着ても眼鏡かぁ~・・・
将来、琉球舞踊を復帰しても眼鏡なら舞台に立てないな・・・とか、
眼鏡に対してネガティブな気持ちしかなくなりました。
コンタクトと眼鏡と併用している間は、それこそ、
今日は気分を変えて眼鏡!とかもあったのに、
眼鏡一択では眼鏡の気分よね~はありませんよね。
あと、気分だけの問題だけではなく眼鏡にする実害もありました。
お化粧するので、夏場は眼鏡の鼻パッドの所に汗や汚れが溜まりやすく、
鼻パッドの当たる部分に繰り返し小さなデキモノができて困っていました。
でも、レーシックは怖いし、
何よりもドライアイが酷くて、
角膜を削るなんてできないし・・・
もう生涯めがねなのね私は・・・
顔に、眼鏡の形をした入れ墨を入れた気分?
もう、なんなら目を閉じて瞼にもう一つ目を書いてギャグにするとか?
嫌だなと思いつつも諦めていました。
それが、NHKの『今日の健康』で最新の視力矯正術という番組が放送されていて、
そこで初めてICLという矯正術があるのを知りました。
早速、インターネットで調べ上げ、
沖縄でも受けられる病院があることを知り、
家族に相談しました。
さすがに、手術を受ける場所が目なので、家族も慎重でしたが、
大抵、言い出したら聞かない私の事も良く分かっているし、
私が無謀ではない事も良く知っているので、最終的には、
自分で決断したらいいよと言ってくれました。
で、眼科に行きICLを受けるための検査・準備を進めました。
手順としては、
2か月くらいかけて、4~5回精密検査を受けて、
目の情報の平均値を取ります(日によって目の見え方も変わるので)。
で、細胞数や目の状態が手術可能数値に達していれば、
手術を受ける準備を進める事ができますが、
達していなければ受けられません。
あと、年齢も45歳までという制限があったので、
私は駆け込みセーフで受けることができました。
手術が受けられるとなれば、
眼内に埋め込むコンタクトレンズをアメリカに発注します。
市販のコンタクトとは違い、精密検査に基づいて稲山聖子専用の
フルオーダーコンタクトレンズです。
もう、注文してしまえば、キャンセルはできません。
私専用のレンズですから。
発注から納品まで約1か月。
手術は、点眼麻酔と笑気麻酔。
手術着に着替え、ちゃんと、心電図もつけ、ルートも確保(点滴)。
私は、3人帝王切開で出産しているので、
手術室の雰囲気を知っているけれど、
目の手術でも同じような雰囲気でちょっとビックリしてしまいました。
もっと簡易なものかと思っていました。
手術開始。
目は鉗子のようなもので開いたままなので、
目が乾いてきつくないか不安でしたが、
乾かないようにずーっと、液体をかけられているので大丈夫でした。
液体をかけられた状態はまるで、
プールの底に横たわって水面を見上げているようでした。
ゆらゆらと揺れる水面からメスが近づいてきて、
切り開かれている様子がぼんやりゆらゆら見えるのです。
非常に面白いな~と思いながら手術台で横になっていました。
皆さん、考えてみて下さい。
自分の中から手術の様子が見えるのって、
目の手術だけですよね。
帝王切開の時も、切り開かれた腹の中や
赤子がどのように収まっているのか、
自分で見ることができず、
天井に鏡でもつけて見せてくれればいいのにと思いながら、
手術台の天井にあるライトにわずかに反射して映る様子を
見ていました。
でも、この目の手術は、患者の内部から患者の目線で
見ることができるんですよ!
凄いと思いませんか?
手術台で横になりながら、
一人『お~スゲー』と貴重な体験に感激していました。
で、手術は無事に成功(手術時間12分ほど)。
麻酔が切れれば少々痛みがあったり、
1週間は目に水が入ってはいけない生活を送ったり
という不便はありましたが、
私は晴れて眼鏡から永久に開放されたのです。
あとは、老眼が入ってくれば、
老眼鏡は必要になってくるでしょうが、
遠視用、老眼用と眼鏡を2つ準備する必要はなくなりました。
使い捨てのソフトコンタクトレンズをしている時と違うのは、
寝ている時に目を開ければすぐに時計が読める事。
コンタクトレンズを外していても
化粧水や乳液でお肌のお手入れをしながらTVが観られる事。
私の眼鏡からの解放費用は
約76万円(両目手術・入院代+事前検査3回分+経過検査3か月+薬代)です。
皆さんはこの金額安いと思いますか?高いと思いますか?
コンタクトレンズの購入費用や眼鏡の買い替えなどが
一生続くと考えれば、私は安いと思います。
ちなみに、この手術を受ける前、
『もう眼鏡一択なら色々な眼鏡を楽しもう!』
と眼鏡を買い、酔っ払って外で紛失するという失態を繰り返し、
20万円近くムダ金を使ってしまいました。
どうですか?
永久コンタクト76万円高いですか?
・・・それは私の失態話の後に投げかける質問ではない⁈(苦笑)
話は、元に戻って後光の話。
このICL、個人差はあるでしょうが実は欠点があったんですね。
1. 光が眩しくてサングラスなしの外出がきつい事
(でも、これは酷いドライアイのせいでもあるかも・・・
レーシックを受けた人でもあるよう)。
2. 光が目の中で乱反射して何重もの輪になって見える事。
3. コントラストが落ちてしまった事。
コントラストが落ちてしまったのは、
これから色彩のお勉強をしていく中で、
どれだけ影響するのか未知で少々不安ですが・・・。
何重にも見える光の輪は、蛍光灯や白い光の下では起きにくく、
電球色のようなオレンジ色の光の時に顕著に出ます。
そして、我が家の照明はすべて、オレンジ色の光なので、
私の眼には毎日キラキラと輝く光が見えて賑やかです。
毎日がイルミネーションやぁ~^^お得~^^
話相手の肩越しに後光(五光?)が見えて、
なんだかありがたや~という気分になるのも
お得な感じ~^^
ICL、お得感満載でお勧めです。
皆さんも良かったらどうぞ~
ホントは輪っかやかしましい・・・