こんにちは。
インテリアコーディネーターの稲山聖子です。
沖縄県ではコロナ罹患者が少なかったので、
学校が再開されました。
朝・昼・晩と食事作りや洗い物に
追われることがなくなりホットしていますが、
学校再開と同時にまた、
我が家が近所の子供達のたまり場と化し、
動物園状態(猿の宿舎?)で、
落ち着かない日々も再開されました。
たまには、『外で遊べー!!』と強制退去させているけど、
入国制限しようかしら・・・
さて、今日は『空間を仕切ると部屋が広くなる⁈』のお話です。
皆さん、空間を仕切ると、
部屋が広くなったように感じることがあるって、
知ってました?
もちろん、狭い狭い空間は仕切らないで、
オープンにする方が、広さも感じるし、
使い勝手も良いので、仕切らないのが正解です。
なので、すべての空間に当てはまる話ではありませんが、
ある程度の広さがある場合には、
仕切る方が空間が引き締まり、
インテイリアも映えるし、
仕切る前よりも部屋が広く感じるんです。
ただし!
仕切る素材や高さなどを考えないと、
広く見せる効果は生まれません。
例えば、ドアを使って部屋を完全に間仕切る時は、
すりガラス入りや彫り込み柄等があって、
透け感がある素材がお勧めです。
透け感のないドアで間仕切ると
圧迫感もあり、光を通さない分、
どうしても暗くなってしまいます。
そして、部屋が暗いと狭く感じたりします。
でも、透け感のある素材のドアなら、
光も取り込み圧迫感も解消してくれます。
そして、不思議な事に仕切る前よりも
その空間が広く感じます。
不思議ですよね~。
目の錯覚というか、
脳の勘違いというか・・・
透け感のあるドアの向こうに
まだ、空間があるんだと認識するんでしょうね。
ドアに向かって立っている部屋が少々広めなら、
そのドアの向こうの空間も同じくらいの広さが
ありそうな錯覚に陥りやすいのかも知れませんね。
我が家ではキッチン、ダイニング、リビング、プレイホール、
が間仕切りなく、全部同じ空間にあります。
そしてこのリビング、プレイホールから続く廊下の先に
部屋が二つあります。
廊下に掛けられた絵や照明、透け感のない重い部屋のドアが二つ、
リビングから丸見えなので、全体的にゴチャゴチャした印象でした。
で、自宅をリフォームする際に余った
すりガラスのドアを間仕切りとして廊下に設置して、
リビング・プレイホールから廊下を見えないようにしました。
そうすると、廊下に掛けられた絵や照明、部屋2つが見えなくなって、
ダイニング・リビング・プレイホールがスッキリとした印象に!
さらに、より空間が広く感じるようになりました!!
すりガラスのドアの向こうは廊下しかない超狭小スペースなのに、
なんとなく、広い部屋がありそうな錯覚に陥ります。
我が家は、間仕切って大正解でした^^
あと、錯覚を利用するという意味では、
壁に装飾用としてドアをつけると
(もちろん開閉しないし、その奥に部屋などないけれど・・・)
もう一部屋あるような錯覚になり、家を大きく見せる事ができます。
他にも大事なのは、間仕切りの高さや幅などの大きさです。
空間をドアで完全に仕切る時には、
透け感がポイントだとお話しましたが、
部屋を仕切る時には、壁の高さや幅を抑えて、
空間の一部だけを間仕切ると、
空間が引き締まってインテリアが映えたり、
空間が広く感じることができます!!
仕切りの向こうに別の空間があることをチラ見させて、
その空間がどれほどの広さなのかを、
脳に勝手に勘違いさせましょう^^
マジックですね~。
広めのお部屋で、
『なんかゴチャゴチャしてまとまらないなぁ~』と
お悩みの方いらっしゃいましたら、
間仕切りのマジックを使ってみるのも毛・・
じゃなくて手ですよ~。
どう間仕切っていいか分からないとお悩みの方は、
どうぞ、マジシャン聖子にご相談下さい^^
では、また来週金曜日にお会いしましょう