こんにちは。
インテリアコーディネーターの稲山聖子です。
今日は、ちゃんと収まる!片付く!収納棚のお話です。
皆さんは、自宅にある収納棚で 不便を感じた事はありませんか?
例えば、A4のファイルを縦にしたら入らない。逆に無駄にスペースが余ってしまって勿体ない。
アルバムをしまったら棚の奥行きが足りなくてはみ出してしまった。並べた収納棚が不揃いで見た目も悪くて嫌だ。などなど・・・
本当は、その収納物に合わせて棚を作っちゃえば全て解決するんですけど、DIYは苦手だし、職人さんに造作家具を作ってもらうのもお金がかかって頼めない!
そんな方でも大丈夫です!
市販品でもちゃんと収まります!!
(よほど、特殊な物を収納しようとしない限りは^^)
ポイントは3つ!!
① 必ず収納する物を先に決めてから棚を探す!
② 収納する物の大きさを測りまくる!
③ 条件に合う収納棚を探しまくる!
いやいや、こんなの常識過ぎて今更いわんでもえええやろーーーと
お思いですか?
私もずっと当たり前な事で、皆さん市販の収納棚を買う時には、そうしていると思っていました。
が、
お仕事で色々な方のお宅にお邪魔したときに、ナゼにこんなに使い勝手の悪そうな収納に?
と驚愕してしまう事が多いんです。
使い勝手の悪そうな収納なので、スペースを上手く活用できず、無駄な空間ができます。そして、その無駄な空間に物を押し込んでしまい、見た目もゴチャゴチャになってしまいます。
ナゼこんなことに!?
お話を聞くと大体共通しているのは、
家が片付かない→収納が足りない→とりあえず棚を買えば片付くだろうの思考です。
で、実際に自宅に棚を設置すると、 「アラ⁉入らない⁉」 「アラ⁉はみ出た⁉」 となるわけです。
なりますよね~^^
だから、さっきの3つのポイントが必要になってくるんです。
① 必ず収納する物を先に決めてから棚を探す!
私が既製品の収納棚を購入する時には、まず、何を収納したいのか?というリストを作ります。
取り出す頻度や使う場所、使う人を考えてグループ分けします。
② 収納する物の大きさを測りまくる!
そして、その収納物の縦・横・奥行き(厚み)を測り、どのくらいのスペースが必要かを書きだします。
余談ですが、最近、知り合いが自宅のカラーボックスに収納カゴを入れたい!とニトリで売っているカゴを買ってきました。
ニトリでは、ニトリで販売しているカラーボックスにそのカゴ(別売り)がセットしてディスプレイされていたので、彼女は自宅のカラーボックスにも当然入るだろうと購入してきたのですが、入りませんでした。カラーボックスもみんな同じように見えてサイズはそれぞれ異なっていますので注意が必要です。
③ 条件に合う収納棚を探しまくる!
収納する物が決まっていて、大きさが分かるならあとは、その収納物が入る大きさの収納棚を探します。
この時に、気をつけたいのが棚板の厚みを考慮しないで購入して、ちゃんと測って、入るはずだったのに入らない⁉ となる事です。
まぁ、最近の収納棚は棚板が可動なものが多いので、問題ないと思いますが・・・
棚板が固定式か可動式か?何枚あるか?
なども棚を購入する際にチェックしておいた方が良いです。
あと、扉の付いている収納棚なら、設置予定の場所で壁やドアに当たらずにスムーズに扉が開閉できるかもチェックしておいた方が良いです。
他には、収納自体には影響しませんが、棚に幅木よけの凹みがあるかもチェックしておいた方が良いかも知れません。
設置しようとしている場所に幅木(壁の床上8㎝~10㎝くらいの所に板状の物がぐるっと張り巡らされていて壁面よりも5㎜ほど出ている)があると、棚を置いた時に幅木に当たって壁にピッタリ引っ付きません。
幅木よけがある収納棚なら、幅木の出っ張りを避けられるように棚の背面下部が掛けているので、壁にピッタリとつけられ、棚の上に物をおいても隙間に落ちる心配はありません。
皆さんどうでしょうか?
3つのポイントさえ押さえれば、市販の収納棚でも効率よく収納できると思いませんか?
これから収納棚の購入を検討されている方!3つのポイント、どうぞ試してみて下さいね~
では、また来週金曜日に お会いしましょ~^^