こんにちは。空間デザイナーの稲山聖子です。
前回の『古民家再生プロジェクト』のルール①に引き続き、ルール②をお話しますね^^
ちなみに、前回のルール①は使える資材はなるべく再利用すること!でした。
ルール②残せるものはなるべく残すこと!
これは、特に古民家のリフォームにおいて私が大事にしたいルールです。
昔ながらの建物には、職人さんが良いお仕事をしたと感じるものがあります。
梁や柱、欄間や床の間、仏壇など。こういうものは積極的に残していきたいです。
古民家の醍醐味を活かさない手はない!!
インバウンドで海外からいらっしゃる方はもとより、若年層の日本人にとっても、新鮮に映るのではないでしょうか?畳間での生活が当たり前だった私や私より上の世代からすれば、古臭い感じがするものでも見方や見せ方を変えればお洒落な空間になるんですよ^^
ま、「古臭い」→「カッコいい」にリデザインするのが私のお仕事なんでね。カッコよく再生してみせますよ^^
今回の物件もまさに古きよきものの宝庫♡
アルミ製の引き戸の玄関ドアは松竹梅のような模様の欄間も付いていたり、中に入る前からテンションの上がる物件でした。中に入ってからも造り付けの仏壇のカッコよさに感激し、床の間の美しさにため息が出て、内覧中テンション上がりっぱなし。
内覧後、他の物件も数件見せてもらったけれど、もう最初に出会ったこの古民家に恋をしてしまい、あとは上の空で,古民家物件探し開始2件目の内覧で即決!!
はやっ!!(苦笑)
でも、何件見て回ったかは大事じゃなくて、出逢うタイミングとフィーリングが大事!(もちろん金額もね(笑))
私の所に来てくれた古民家ちゃん♪
大事に調理致しますので、楽しみに待っててね^^
築37年と年数が経っているのと、1年ほど空き家のままだったので傷み具合が酷い所は、残念ながら変更しなければいけないけれど、できる限り職人さんの技術が感じられるものは、残しておきたいな。
次回はルール③をお話しますね^^
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