こんにちは。
インテリアコーディネーターの稲山聖子です。
以前、ビーチパーティーで、
（←ビーチパーティーとは海でBBQしたり、お酒を飲んでワイワイするもので、
沖縄では老若男女問わず一般的に開催されている夏の風物詩です）
一緒に連れて行った4歳の娘を見て、オジサン達が
『いやぁ～娘さん、超かわいいですね～』と言ってきたので、
照れ隠しも込めて『いやぁ～。性格は悪いですよ～』（←一応ホント）と返事をしたら、
『いやいや～。・・・』と困った返事をしていたので、
変な気を遣わせてしまったなと、反省しました。
で、同じことを言われたら、
次は、『いやぁ～私ほどではないですけどね～』と
笑いをとりに行こうと決めました。
今日、その日がやってきて、家電を選んでいると、若い男性店員に、
『いやぁ～、娘さん超かわいいですね～』と言われたので、
すかさず、『いやぁ～私ほどではないですけどね～』と、
笑いを取りにいったら、
『ほんとにお母さまも奇麗ですよ～。娘さんはお母さんに似たんですね～』と、
何とも居心地の悪い答えが返ってきてしまいました。
私、超痛い人になってしまったじゃないか——-!!
教訓、ギャクなら分かりやすく！！
さて、今回も本題は、前座とは全く違うお話でございます。
今日は、日曜日に行った沖縄トータルリビングショウの
セミナーについて、書きたいと思います。
このセミナーは、私のHPやBlogを立ち上げる時にお世話になった、
整理収納アドバイザーの与那嶺えりかさんの整理収納についてのセミナーなのですが、
えりかさんは、前日の私が担当しているブース（前回の記事に書いてます）に、
子供3人を連れて遊びに来てくれた事もあって、
そのお礼や応援も兼ねて、セミナーに申し込みしました。
私は、収納についてはけっこうアイディアを沢山持っているので、
セミナーを聞いても、今更特に目新しい事も無いだろうと、
ただ単純に応援のつもりで参加したのですが・・・
えりかさんのセミナーの進め具合の上手さもあるのでしょうが、
ホントに色々お勉強になりました。
応援で会場に行ったつもりが、お勉強させてもらって帰ってきました。
人間何事も謙虚に臨まなければいけませんね～。
その中で、特に印象に残ったのをいくつかご紹介。
『整理』とは、物の要不要を判断して、分けること。
『収納』とは、必要な物を使いやすい場所に使いやすくしまうこと。
『整頓』とは、物を整えること。
『清掃』とは、ホコリや汚れを取り除くこと。
『片付け』とは、使ったものを元に戻すこと。
で、片付けるの8割を占めるのが、『整理』だということでした。
そっか～。なるほどな。
私には、収納については良いアイディアが色々ある。
でも、自宅が片付いていないのも現実。
（←構成要因の資質にもかなり影響されているが・・・
過去に色々書いてあるので、読みたい方はこちらから）
収納が良くても、要不要の審査が通っていない物が家中に溢れていれば、
完全に収納不足になりますよね。
うちも、工夫がこなされた収納があるのに、家が片付かない。
結局、『整理』が出来ていなかったっということですよね。
でも、今までは、単純に、『断捨離！断捨離！』言われても、
皆お気に入りなんじゃい！と納得できていなかったんですが、
えりかさんのセミナーを聞いて分かったことは、
何でもかんでも処分しなさい！という訳ではなく、
その物を使えていないのなら、手放しなさいをいうことでした。
捨てることがだけが「勿体ない」という概念に該当する訳ではなく、
「勿体ない」という仏教の語源では、勿体＝そのものの本来の姿を意味し、
「勿体ない」＝本来の姿を発揮しきれていない状態を示すので、
自宅でタンスの肥やしになっている服も捨てずとも「勿体ない」わけです。
それならば、必要としている人に譲ったりして、処分するほうが、
「勿体ない」を解決できるものだと分かりました。
なるほどな～。
捨てる事だけが「勿体ない」という訳ではないんですね＾＾
ホントにお勉強になるセミナーでした。
内容もそうですが、えりかさんのセミナーの運び具合が、
とても良かったです。
最初は笑いを交えつつ自己紹介をし、観客の心を一気に掴んで、
観客の集中力が切れそうなタイミングで、
ワークシートに記入させたり・・
ほんと、セミナーの運び方も大変お勉強になりました。
そして、私もいつかは登壇してみたい！！という野望は・・
0.5秒で消え去りました・・＾＾
アウストラロピテクス君はパワーポインターとか、
一切ダメですから・・
仮に登壇することがあったら、「お手元の資料〇〇ページの～」と
昭和感満載な感じになります（苦笑）
えりかさん、超絶機械音痴な私を引き上げてくれた上、
沢山のお勉強もさせてもらってありがとー＾＾
勿体ないババアになって、物の本来の姿が生かされるようにしていきます。
