人生初の犬の介護生活!状態の変化に応じてあれこれ試しています!

こんにちは。

空間デザイナー/インテリアコーディネーターの稲山聖子です。

沖縄もだいぶ涼しくなりまして、ようやくクーラーなしで眠れるようになりました^^

 

我が家では、10月頃からドーベルマンのナナ(6歳)が急に椎間板ヘルニアを発症して、後ろ足が麻痺して歩けなくなり介護状態となりました。

一番体重があるときのナナ32キロ⇒今は25キロ

まだまだ元気な時のナナ。お昼寝中に次男が石ならべを・・・(何をしてる?!)

 

 

以下経緯。

 

9月末にお散歩の時の息切れが酷く、受診すると不整脈と診断されました。心臓のお薬をしばらく投薬しましたが、食欲なく急激にやせ細りフラフラに・・・。

 

食べないから貧血でふらついているのか?と思い検査しましたが、貧血や内臓は問題なし。食欲不振もふらつきも原因が特定できず、

そのまま投薬しながら自宅療養へ。

 

その後、あれよあれよという間に後ろ足に麻痺が出て歩けなくなりました。結局、椎間板ヘルニアと判明。

 

心臓の薬と併せてステロイドも投薬。不整脈があったり、心臓の病気で突然死の多いドーベルマンであることを考慮すると、麻酔薬を使ってのヘルニアの手術は選択できないとの事でした。

 

ヘルニアは進行し続けているのか、お世話のため体を動かすと痛がって鳴くことも・・・

 

歴代ワンコたちは皆『ピンピンコロリ』で去っていったので、介護とは無縁だった私にとっては人生初の犬介護生活。

 

 

介護をしていく中で、①犬小屋が使えない(細かい動作ができず犬小屋での動きがとれないので)、②褥瘡予防の柔らかい寝床が必要だが、お漏らしでマットが濡れることも考慮する必要がある。③オムツの取り替えがスムーズにできる動線の確保、④体を持ち上げる際に必要な道具などあらゆる問題に直面しました。

 

 

これからの病気の進行具合によってはまた新たに工夫が必要となるとは思いますが、先の四つの問題に対して当面のところ

 

①犬小屋ではなく、デッキスぺースを天井からビニールシートで覆い簡易なビニールハウスにして対応。沖縄の冬であれば風を遮って毛布一枚あれば屋外でも大丈夫!

 

②以前、犬用のサマーベッド(メッシュ素材)を購入したが犬が怖がって乗らず庭のゴミ化していたものを使用(役立つ日が来るなんて—><無駄金にならなくて良かった!)。オムツから溢れてお漏らししてもメッシュ素材なので、ぜーんぶ下に流れ落ちオシッコまみれになることもありません。さっと洗えるし、蒸れないし、あと適度なたわみがあって手を下に滑らし安いので、体を拭いたり、オムツを替えたりするのに楽。

 

③ベッドのまわりにオムツやゴミ箱やタオル等スムーズにお世話ができるように配置。

 

 

④体を持ち上げると体勢によってはとても痛がるので、大判のバスタオルを体の下に滑らせて担架のように二人がかりで移動。などの工夫をしています。

 

 

あと、排せつ問題も段階的に色々と工夫が必要でした。

 

 

後ろ足がふらついていた時は、お腹の方にタオルを入れて後ろ足を少し持ち上げるスタイルで本人の補助程度。

 

 

後ろ脚が完全に麻痺してからは、わき腹と下腹に手を入れて抱えると下腹に当たる腕でお腹を圧迫するので強制的に排せつ(後ろでバケツを持った人が待機してキャッチ)。これを一定間隔で一日数回やる。

 

 

背骨の他の部位にもヘルニアが広がっているのか、体を動かすのを痛がるようになってからは、オムツで完全寝たきり。

最初、オムツも犬用のビッグサイズを購入したが、合わず、老人介護用のオムツLサイズを購入して履かせたらそれなりに使えた(尻尾がないので、こういう時は助かった~苦笑)

『長時間もつ!6回分吸収!』が売りのオムツは、ナナのオシッコ1回分で撃沈!ポリマー決壊!!(笑)

どこにそんなにオシッコ蓄えられるんだか?!

 

そこで、オムツにさらに吸収パッドを重ねる。これでうまくいった!!

でも、オムツにインしたパッドがズレないようにズリズリと引き上げて履かせるのは結構大変。

そこで、オムツを履かせずにパッドだけをを小股に充てて、もう一枚のパッドをお尻に充てれば、交換しやすくさらに風通しがいいので蒸れない!

自力で動けないからこそオムツのようにフィットしなくても大丈夫でした。

 

こんな感じで、ナナの状態に応じて対応を変化させています。

 

生活状況の変化に応じて生活環境も整えなければないということは、犬だけでなく、人の介護問題でも同様です。

老後のリフォームを見据え、仕事上のスキルアップのために福祉住環境コーディネーターの資格も取りましたが、教科書で学ぶのと実践で学ぶのは異なっていて日々勉強です。

状態の変化に応じて色々と試行錯誤しながらお互いに負担のない介護生活をめざしています!!

この経験は、インテリアコーディネーターとしてこれから仕事で活かせるようにしていきたいです。

 

ナナ、一日一日を大切に過ごそうね^^

 

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